借金返済のスケジュールを立てよう

返済計画が重要な理由

借金をしたら返済することが原則です。
月々の返済額が同じ5万円でも、Aさんは問題なく返済を続けることができ、Bさんは返済が困難な状況に陥ってしまうということがあります。
収入やかかる生活費の違いなどによって、状況が異なるのは当然ですね。
ですから借金の返済計画は自分自身のために立てなければいけませんし、他人の借金の金額や返済額は参考にならないと考えなければいけません。
例えば、「インターネットで借金返済の体験談を読んだら、私よりも借金の金額が多かったけど完済できたと書いてあった」や、「友だちの方が借金が多いから、私はまだ大丈夫!」など、そんな安心の仕方をしてはいけません。
また、収入が同じでも生活が異なればかかる生活費も違いますし、単純に家賃8万円と4万円では4万円の差があります。

「無理しないで返済できる分だけ入金すればいい」
「お金がない月は利息だけ支払えばいい」
などという考えでは、借金の完済は遥か先のことになってしまいます。
利息だけを支払って元本の返済をしていなければ、一生借金が無くなることはありません。
しっかり返済計画を立て、借金を返済するという意識を強く持つことが重要です。

利息の計算法を覚えておきましょう

返済計画を立てる際に重要なのは“借金を把握する”ということです。
常に『借金の残高』を意識し、返済に当たっては『利息をいくら支払ったのか』『元本にいくらの返済ができたのか』を知ることが必要です。
返済をすると“ご利用明細書”をもらうことができます。
借金が家族にバレることを危惧して、すぐに捨ててしまう方もいるようですが、捨てる前に必ず全てに目を通しましょう。

また、利息の計算法を知ることで、ある程度の返済目処を立てることが可能となり、より返済のスケジュールが立てやすくなります。

[借金残高×金利÷365日×30日=1ヶ月(30日)分の利息]

例:50万円の借入、金利18%の場合
[50万円×18%÷365日×30日=7,397円]
この例の場合では、1ヶ月の利息は7,397円ということになります。

利息の高い借入を優先して返済しよう!

金利の高い借入は、当然ですが高い利息を支払わなければいけません。

上記の例で『50万円の借入、金利18%』の場合、1ヶ月の利息は7,397円でしたね。
同じ50万円の借入で、金利13%の場合。
[50万円×13%÷365日×30日=5,342円]
金利が13%では、1ヶ月の利息は5,342円ということです。

金利が5%違えば、50万円の借入で利息に7,397円-5,342円=2,055円の差があります。
1ヶ月でこれだけの差額があるということは、長期に渡って返済を続けることで大きな差額が生じることは想像できますね。
ですから複数の借り入れがある場合には、金利の高い借入を優先して返済していくことをお勧めします。
もちろん金利の低い借入も並行して返済をしなければいけませんが、ボーナスや臨時収入で余分に入金するときには金利の高い借入を優先すると良いでしょう。

多重債務者で返済スケジュールを立てにくい場合

ここまでお話ししてきたことで、借金をきちんと把握することが重要だということはお分かりいただけましたか。
これまで「最低限の入金をしていれば大丈夫」と思っていた方も、それでは借金が減らないことを理解していただけたのではないでしょうか。

しかし、「分かっているけど、把握するのは難しい」という方もいらっしゃるでしょう。
多重債務になると、どうしても全ての借金を把握するのは難しいかもしれませんね。
ですから複数の借入がある場合には、メモ帳やノート、スマホなどに借金の詳細を記録して把握するようにしましょう。
借入している業者名と金利を記入し、返済額、利息、元本への入金、残高を毎月記入していきましょう。
借金の残高が徐々に減っていくことを実感することで、返済に対するモチベーションは確実に上がります。
目標に“完済”という明確なものを掲げることができますので、返済スケジュールも立てやすくなります。

「今月の残高が○○万円だから、来月の利息は●●円、来月△△円の入金をすれば残高は▲▲万円まで減らすことができる!」
「年内に◇◇万円まで減らすことができるぞ!」
「来月にはA社を完済することができる!」

という風に、どんどんスケジュールが立てやすくなります。

今現在、混沌とした思いの中で借金の返済をしている方は、まず全ての借金に関する情報を書き出して下さい。
そして、次の返済から記録を始めて、より具体的な返済スケジュールを立てられるようになりましょう。
今まで意識せずに返済をしてきた人にとっては、返済スケジュールを立てることも面倒で難しいことのように感じるかもしれませんね。
しかし返済スケジュールを立てるということは、明確な目標を持つということに繋がりますので、決して面倒で難しいばかりではありません。

第一の目標は完済の時期を決めることです。
そして最終的な目標は完済です!
確実に返済をしていけば、必ず完済するときがきます。
頑張って前に進みましょう。

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