借金返済と生活の両立

借金返済の悩み

借金の返済をしていく上で、悩みを抱える方は多いでしょう。
そしてほとんどの方が、その悩みを誰にも打ち明けることができずにいます。
最も大きな問題は、その孤独感かもしれませんね。
誰でも辛さを分かってほしいという気持ちはあるものです。
しかし自分の気持ちを話すことで、批判的な意見を言われて傷ついた経験は、多かれ少なかれ誰でもあるのではないでしょうか。
借金をしていることを誰かに話すのは、非常に勇気の要ることです。
それこそ場合によっては、批判的な意見を言われ兼ねません。

借金返済の悩みで最も多いのは、やはり返済の負担ではないでしょうか。
返済の明確な目標を持つためにも、借金の詳細を把握するようにしましょう。
可能であれば、ノートやスマホで借金返済をきちんと管理すると良いでしょう。

書き出す内容は、①債権者の社名 ②現在の借入金額 ③金利 これらを借入している業者ごとに書き出して下さい。
さらに返済した日には、①年月日 ②債権者の社名 ③入金額 ④支払利息 ⑤元本への入金 ⑥借入残高 を記入します。
業者ごとに分けるのではなく、月別に借入している業者をまとめると良いですね。
全ての業者に入金したら、『今月の返済額』と『借入残高の総額』を記入します。
1社ごとに借金が減っていくのも分かりますし借金の総額も把握できますので、常に借金を把握しやすい状態になります。
また、確実に借金が減っていくのを数字で見ることができるため、返済の励みにもなりますしモチベーションを保つ効果も期待できます。

借金返済と家計管理

借金の返済をしていても、当然ですが毎日の生活はあります。
借金返済のための金額を捻出するためにも、家計管理は重要です。
借金返済と生活を両立するためには、収支を把握しなければいけません。
いくらの収入があって、いくらの住宅費で、いくらの食費、いくらの水道光熱費、通信費、教育費、医療費・・・。
「家計管理は面倒だから丼勘定でやっています」と言う方がいますが、借金の返済がある場合にはきちんと把握しておくことをお勧めします。
家計が把握できれば管理がしやすくなりますし、計画も立てやすくなります。
生活費の計画を立てることができれば、借金返済の計画も立てることができます。

・無駄な出費はないか。
・使途不明金はないか。
・かかり過ぎている費目はないか。

家計をタイトにするためには、家計の問題を見つけなければいけません。
問題を見つけられれば、問題を解決することで節約に繋がります。
逆に、問題のない家計は深刻です。
もう節約のしようがないからです。

よく『借金返済を優先するべきか』『生活を優先するべきか』で悩んでいる方がいらっしゃいますが、この問題に関しては“バランス”が大切です。
つまり、どちらも蔑ろにはできないことだということです。

お金を使わない日

借金の返済が負担になっている場合に、多くの方が“節約”することを考えます。
しかし節約を心掛けても、何かの拍子に反動で無駄遣いをしてしまったり、家族の協力を得られない場合もあるでしょう。
上手く節約ができない場合は、週に1日だけ、お金を使わない日を作りましょう。
その日は冷蔵庫の中にある食材や、乾物のストックなど、工夫をして食事を作ります。
ただし、お金を使わない日のために、前以て前日に食材を買ってしまっては意味がありません。
また、ビールが飲みたいと思っても、冷蔵庫になければ我慢です。
一切お金を使わない日を設けることで、『お金が減らない』ということだけでなく、お金を使わずに工夫して生活をすることを考えるようになります。
そうなると、知らず知らずに節約するようになったり、お金のかからない楽しみ方を知るようにもなるでしょう。

借金返済と貯蓄

借金の返済をしている方の多くが、『借金返済と貯蓄のどちらを優先するべきか』という疑問を持っています。
借金には利息が付きますので、できるだけ早く返済したいと考えますね。
また、貯蓄をしても大して利息は付かないので、「口座に寝かせておくだけなら返済に回した方がいいのかな?」と考える方も多いでしょう。
確かに借金には利息が付きますし、すぐに使い道がないなら寝かせておくだけの貯蓄はもったいないですね。
重要なのはバランスです。
年齢や家族構成などによって、貯蓄の重要性は異なります。
ただし、如何なる場合でも半年程度の生活費は貯蓄しておくようにしましょう。
つまり、「いま借金返済に重点を置いてるから貯蓄はゼロ、全然ない」という方は少し貯蓄にも重きを置いてバランスを取るようにした方が良いでしょう。
また「貯蓄は3000万円ほどある」という方は無駄に利息を支払うよりも、貯蓄で借金の一部を返済することを考えても良いかもしれませんね。
極端な例になってしまいましたが、要はバランスです。
貯蓄は、何かあったときにその重要性を感じることになります。
借金返済と生活を両立させるためには、貯蓄という要素も重視する必要があるかもしれませんね。

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