借金返済ができなくなったら・・・どうする?

生活の見直し

借金をすれば、毎月返済をしなければいけません。
しかし状況によっては、返済することが非常に困難になる場合があります。

・病気やケガで仕事ができなくなり収入がなくなった。
・減給されて経済的に余裕がなくなった。
・仕事を辞めた。
・借金が増えて返済額が大きくなった。

上記のような理由で返済が負担になった場合、すぐにできることとして『生活の見直し』があります。

まず正確な手取り月収を確認して下さい。
月によって残業手当や出張手当などが付いて金額が変わる場合は、最低限の手取り月収を基準にしてください。
次に、生活にかかる費用を費目別に書き出します。
把握していない場合は家計簿などに記録をして、収入から支払っている全ての支出を書き出して下さい。

・住宅費(住宅ローン、家賃)
・水道光熱費
・通信費(携帯電話、パソコンなど)
・食費
・日用品費
・被服費
・交際費
・レジャー費
・医療費
・保険料
・小遣い
・預金

*費目はご自身が把握できる形式でOKです。

書き出してみると、無駄遣いや掛かり過ぎている費目を見つけることができますね。
さらに、改めて費目別の予算を立ててください。
予算を立てる際は、借金の返済額を組み込む必要があります。
ただし無理のある予算の立て方では、実行することができずに無意味なものとなってしまいます。

節約や家計の切り詰めで借金の返済額を捻出することができれば、“返済できない”“返済が困難だ”という状況を抜け出すことができますね。

返済できないときの消費者金融への対応

消費者金融から借り入れがある方で、もしも返済できないことが返済日よりも前に分かっている場合には、分かった時点ですぐに消費者金融へ連絡するようにしましょう。
遅くても当日までには連絡をするようにしたほうが良いですね。
「返済日に入金することができない」という連絡をすると、「いつ入金できますか?」と訊かれるでしょう。
この返答は、確実に入金できる日を伝えてください。
「この日に入金します」と伝えた日に入金がなければ、消費者金融のスタッフから電話がかかってきます。
信用を欠くことに繋がりますので、適当に答えるようなことをしてはいけません。

ただし、もう返済の当てがない状況や、いつ返済できるか分からない状況の場合は、そういった状況に対応する方法を執らなければいけませんね。

多重債務者の場合

多重債務で返済が困難になっている場合、多くの方が数社でお金を回して自転車操業の状態に陥ります。
借入をして返済に充てなければいけない状況になったら、それは『返済できない状況』であることを認識しなければいけません。
自転車操業を繰り返していると、いずれ全ての借り入れが限度額いっぱいになり、お金を回すことができなくなってしまいます。
それはほぼ十中八九、その状態になることは間違いありません。
というのも、自転車操業では一見借金の返済ができているように見えますが、実際には借金が減るどころか雪だるま式に増えているのです。
返済には利息が付きますので、例えばA社に1万円の返済をするとして3千円が利息の場合、B社から1万円を借入してA社に入金すると、B社の1万円でA社の7千円の返済をすることになります。
さらにB社の1万円にも利息は付きますので、返済するときには1万円+利息を支払わなければいけません。
このように自転車操業を繰り返すと、借金を増やす結果が待っているのです。

返済できない状況だということを認識したら、返済できない状況に対応する方法を執らなければいけません。

債務整理の申し立て

借金の返済ができない状況になった場合、電話や郵便などで債権者から督促を受けることになるでしょう。
督促は、債務者にとっても非常に大きなストレスになるでしょう。
そうです、返済できるならとっくにしているのです。
しかし債権者としては、貸したお金を契約通りに返済してもらうことを目的としていますので、返済を請求し督促を繰り返すことになります。
滞納が3ヶ月続けば裁判所への申し立てを行い、債務者には裁判所から督促状が届きます。
返済できない借金を無視し続けるということは、ただただ状況を悪化させるだけで何の解決にもなりません。
ですから『このままでは返済できません』という意思表示をする意味でも、債務整理の申し立てをすると良いでしょう。
最も良くないのは、返済できない状況であるにも関わらず、何の対処もしないということです。

弁護士などの専門家に債務整理の依頼をし、弁護士から債権者に受託通知を送付すれば、債権者は手続きが終わるまで債務者に対して一切の返済の請求ができないという規定があります。
ですから、弁護士に依頼をした段階で返済に追われることから解放されるというわけです。
債務整理は4つの方法がありますが、いずれの方法も借金返済を楽にすることができます。
返済ができない状況になった場合には債務整理を検討し、早めに弁護士に相談するようにしましょう。

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