債務整理は弁護士?司法書士?どちらに依頼したらいい?

債務整理は弁護士?司法書士?どちらに依頼した

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2017.06.19

司法書士と弁護士の違い

司法書士と弁護士の違い

司法書士も弁護士も法律の専門家です。
弁護士は一般の方でもメディアなどで見聞きする機会があるでしょうが、司法書士は意外と知られていないのではないでしょうか。
では、司法書士と弁護士にはどんな違いがあるのでしょうか。

弁護士は、法律に関わる全ての業務に携わることができ、幅広い活躍の場を持っています。
一方、司法書士は業務の範囲が決められており、非常に専門的な分野で活躍しています。

弁護士

弁護士資格は、司法試験に合格して司法修習を修了した人のみが取得できます。
夫婦問題から企業問題、犯罪や社会問題など、実に幅広い法律問題に関わり、訴訟にも対応することができるのが大きな特徴ですね。
トラブル解決やアドバイスなどを行い、時に代理人として交渉する場合もあります。

司法書士

司法書士の資格は、司法書士試験に合格することで取得することができます。
訴訟問題の代理人を務めることはできず、裁判所や検察庁や法務局に提出する書類の作成や提出業務の代行、不動産の登記や供託の手続きをすることが主な業務となっています。

ただし、2003年の司法書士に関する法律改正より、法務省の認定を受けた認定司法書士に限り、示談交渉件や簡易裁判所代理権が認められるようになりました。
そのことにより、債務整理の中でも任意整理手続きだけは代理人を務めることができるようになりました。

140万円の壁

140万円の壁

債務整理には任意整理・個人民事再生・自己破産がありますが、司法書士は訴訟となる個人民事再生と自己破産に関しては書類の作成はできますが、債務者の代理人を務めることはできません。
しかし裁判所を介さずに行う簡易裁判の任意整理の場合は、司法書士も代理人を務めることができます。

ただし、司法書士の場合、任意整理であっても債務額が140万円を超える場合は依頼をすることができません。

司法書士が関わることができる範囲として、債務者が借り入れしている債権者からの借金が1社につき140万円以下である場合に限られています。
ですから1社で140万円を超える借金の場合は、司法書士に依頼することはできないのです。

ただし、数社の借金が総額で140万円を超える場合は問題にはなりません。

例えば、2社で180万円の借り入れの場合、A社から100万円、B社から80万円の借り入れの場合は司法書士に依頼をすることができます。
しかし、A社から150万円、B社から30万円の借り入れの場合は司法書士に依頼をすることはできません。

また、借金が140万円以下の場合でも、任意整理で1社の過払い金が140万円を超える場合には、司法書士はその案件を受任することはできません。

このように司法書士に依頼をして途中で140万円の壁に当たった場合には、その時点から弁護士に依頼し直すことになります。
貸金業者と長期に渡る取引がある場合には、多額な過払い金が発生している可能性もありますので、初めから弁護士に依頼した方が良いかもしれませんね。

司法書士に任意整理を依頼するメリット・デメリット

司法書士に任意整理を依頼するメリット・デメリット

任意整理の手続きは、司法書士にも弁護士にも依頼することができます。
司法書士に依頼をするメリットは、何と言っても費用の安さです。

司法書士の費用は弁護士費用に比べて安く設定されており、負担が小さいという点では借金問題を抱えている依頼人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

司法書士も弁護士も報酬額は自由報酬となっているため、各法律事務所が自由に金額を設定しています。
ただし、『日本司法書士連合会』『日弁連』ではそれぞれ報酬の基準を設けており、基準通りの設定では報酬額に大きな差はありませんが、実際の設定では司法書士が基準以下にしている場合が多く司法書士の方が安くなっています。

また、デメリットとして。
①140万円を超える案件を取り扱うことができない
②訴訟問題の代理人を務めることができないため、個人民事再生や自己破産の案件をとりあつかうことができない

この2点が挙げられます。

1社の借り入れ額や過払い金が140万円を超えた場合、直ちにその手続きを中断しなければいけないため、途中から弁護士に依頼をすることになり、費用が嵩むことになってしまいます。
借り入れ額は前以て知ることができますが、過払い金は調査してみなければ知ることができないため、非常に厄介です。

また、債務者が任意整理をするつもりで司法書士に依頼をしても、相談の結果、借り入れ額の多さや返済が困難であることから個人民事再生や自己破産が必要だと判断される場合もあります。
その場合も、途中で弁護士に依頼をし直すという形になります。

司法書士にするか?弁護士にするか?選び方

司法書士にするか?弁護士にするか?選び方

借金の返済が困難で債務整理を検討した場合、任意整理・個人民事再生・自己破産のいずれかの方法を選択することになります。
ただし、債務者が希望した方法が必ずしも通るわけではなく、法律の専門家である司法書士や弁護士の判断により、どの制度がその債務者に必要であるかが決定されます。

・任意整理=利息がカットされます。
・個人民事再生=借金の元本が減額になります。
・自己破産=借金がゼロになります。

司法書士か弁護士か、どちらに依頼するべきかを悩んでいる場合、まず借金の金額を確認して下さい。
1社140万円を超える借金がある場合は、司法書士には依頼をすることができません。

また、貸金業者との取引期間が長く、平成19年以前からの取り引きがある場合には過払い金が発生していることも考えられますので、念のため弁護士に依頼をした方が良いでしょう。
さらに、返済が非常に困難でひっ迫した状況だと判断できる場合は、任意整理では難しい可能性もありますので弁護士に依頼をした方が良いかもしれませんね。

ただし、法律事務所では初回無料相談を行っているところが多くなっていますので、司法書士事務所と弁護士事務所の両方の無料相談を受けて、どちらにするかを決めることもできます。


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