連帯保証人と保証人はどう違うの?

連帯保証人と保証人はどう違うの?

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2017.06.19

連帯保証人と保証人の違い

連帯保証人と保証人の違い

借金をする際、保証人を付けることを求められる場合があります。
保証人は『人的担保』と呼ばれており、債務者が借金の返済ができなかった場合に、債務者に代わって返済を保証する人物のことです。

また、連帯保証人は『連帯』という言葉の意味通り、債務者と同様の返済義務を負う人物ということになります。
ですから、債務者に返済能力があり、滞納することなく返済している場合でも、債権者が連帯保証人に返済を求めれば連帯保証人は返済しなければいけません。

保証人は『債務者が返済できなくなった場合に借金を負う』のに対し、連帯保証人は『債務者と同様の返済義務がある』と考えれば良いでしょう。

また、保証人にある『催告の抗弁権』『検索の抗弁権』の2つの権利と『分別の利益』は、連帯保証人には与えられていません。
ですから連帯保証人は、債権者に対して先に債務者への返済請求をすることを求めること(催告の抗弁権)も、債権者に債務者の財産から先に請求することを求めること(検索の抗弁権)もできません。

さらに、保証人の場合は保証人が複数いる場合には、借金の残債を保証人の頭数で分割して返済すること(分別の利益)が認められていますが、連帯保証人にはこれが認められていないため、連帯保証人が複数いても一人一人が全額残債を返済しなければいけません。

連帯保証人と保証人は同じ人でも良いの?

連帯保証人と保証人は同じ人でも良いの?

連帯保証人と保証人の違いはお分かりいただけたでしょうか。
連帯保証人と保証人は、その役割が全く異なります。
ですから連帯保証人と保証人の両方を求められた場合は、同じ人物というわけにはいきません。

債権者が連帯保証人と保証人の両方を求める場合、それだけ債務者にお金の貸し付けをすることに『保証』『担保』が必要だということです。
同じ人物では認められませんし、お金の借り入れはできないでしょう。

奨学金の連帯保証人と保証人

奨学金の連帯保証人と保証人

奨学金の申し込みをする際、連帯保証人と保証人を立てることが前提となっています。
いずれも条件があり、誰でも良いというわけではありません。

連帯保証人の条件

原則として、奨学金の連帯保証人は父親か母親です。
未成年者の場合は親権者か未成年後見人、成人している場合は父母か4親等以内の親族(兄弟、姉妹、おじ、おば)としています。
未成年者や学生、奨学金を受ける人の配偶者では、連帯保証人にはなれません。

さらに、債務整理中の方も対象にはなりません。
また、奨学金が完済する時点で奨学生が45歳を超える場合、連帯保証人が60歳未満でなければいけません。

保証人の条件

保証人は、奨学生も連帯保証人も返済できなくなった場合に、代わりに返済をする人です。
原則として、4親等以内の親族(兄弟、姉妹、おじ、おば)としています。

さらに、奨学金生と連帯保証人とは生計が別でなければいけません。
また、父母は保証人になることはできません。

奨学金の申込日の時点で65歳未満であり、未成年者や学生、奨学生や連帯保証人の配偶者、債務整理中の人は保証人にはなれません。
奨学金が完済する時点で奨学生が45歳を超える場合、保証人は60歳未満でなければいけません。

上記で分かるように、奨学金の場合は奨学生と連帯保証人と保証人が全て親族となる場合が多くなります。
ですから生計は別だとは言え、奨学生が自己破産をする事態になれば、連帯保証人も保証人も自己破産をするケースが非常に多くなっています。

賃貸住宅の連帯保証人と保証人

賃貸住宅の連帯保証人と保証人

賃貸住宅の契約をする際、連帯保証人と保証人を立てることを求められます。
賃貸住宅の場合は、借主が家賃を滞納した場合に代わりに支払うことを要求されます。

連帯保証人には借主同様の義務が発生するため、管理会社や大家から家賃を請求されれば支払わなければいけません。
しかし保証人の場合は、もしも家賃の支払を請求されても「本人に請求して下さい」と支払いを拒否することも可能です。

また、連帯保証人や保証人を頼めない場合は、保証会社と契約することで了承してもらえる場合もあります。

借金があっても連帯保証人や保証人になれるのか

借金があっても連帯保証人や保証人になれるのか

借金がある場合、借入状況や借入件数などによっては連帯保証人や保証人になれない場合がありますが、問題なくなれる場合もあります。
連帯保証人にも保証人にも審査がありますので、債権者の審査次第だと言えるでしょう。

しかしその前に考える必要がありますね。
ご自身に借金がある場合、まずはご自身の借金を返済しなければいけません。

保証人を頼むときは、誰でも「迷惑はかけないから」と口を揃えて言います。
しかし債務者が返済できなくなったときに、代わりに借金を返済するのが連帯保証人や保証人です。
ご自身の借金を返済しながら、保証債務も返済することができますか?

連帯保証人や保証人になる場合、頼んでくるのは債務者ですが、契約を結ぶのは債権者です。
債務者を信頼して引き受けたとしても、契約するのは債権者ですので、返済を求められたら応じるしかないのです。

連帯保証人や保証人になる場合は、「代わりに自分が借金の返済をすることになっても良い」というつもりで引き受けなければいけません。
「何事もない」ということを想定して引き受けるのでは、考えが甘すぎます。


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