引っ越しで借金を踏み倒すことはできるのか?

引っ越しで借金を踏み倒すことはできるのか?

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引っ越しをすれば取り立てから逃げられるのか?

引っ越しをすれば取り立てから逃げられるのか?

借金の返済を滞納すると、入金するまで何度となく債権者から電話がかかってくるでしょう。
滞納が1ヶ月も続けば、今度は督促状も郵送されるようになります。

現在は貸金業法で取り立てに関する制限が細かく決められていますので、かつてのような厳しい取り立てはありませんが、それでも借金を払えない立場としては取り立てを行われると精神的な苦痛を感じるでしょう。

では、夜逃げ同然で家を出て、引っ越しをすれば取り立てから逃げることができるでしょうか。

確かに、自宅を離れれば債権者にとっては行方不明の状態だと言えます。
さらに携帯電話も解約されれば、連絡を取り付けることができません。

つまり債務者は、債権者から借金の取り立てを受けることがなくなるということです。

逃亡先に住民票を移しても大丈夫?

逃亡先に住民票を移しても大丈夫?

ただし住民票を移せば、すぐに債権者に居場所を知られてしまいます。
債権者は債務者が行方不明になった場合、借金の返済請求を行うことを目的として債務者の住民票を取り寄せることが可能です。
ですから住民票を移すと、すぐに新しい住まいに取り立てに来ることが考えられます。

また、住民票を取り寄せて住所変更をしていないことが分かると、申し込み時に記入してもらった実家や兄弟などに連絡をしたり、近所の人に聞き込みをするなどして居場所を突き止めようとする場合があります。
名前が変わっていなければ、大体は居場所を突き止められてしまうと考えた方が良いでしょう。

一生海外で暮らすか、名前を変えて別人になりずまして一生暮らすなど、取り立てに見つからない方法はありますが、リスクが高すぎます。

子どもがいる場合には、住民票を移せないことで学校に行かせることもできませんし、堂々と本名を名乗らせることもできません。
そこまでするくらいなら自己破産をして、借金をチャラにした方がよほど効率的ではないでしょうか。

引っ越しをすれば借金の踏み倒しができるのか?

引っ越しをすれば借金の踏み倒しができるのか?

上記のように、引っ越しで借金の取り立てから逃げるのは、大きなリスクがあります。
では、引っ越しをすることで本当に借金を踏み倒すことは可能なのでしょうか。

借金には時効があります。
貸金業者からの借り入れの場合は、5年間で時効を成立させることが可能です。(親族や知人の場合は10年間)

ただし、その5年間は借金の返済を一切行ってはいけません。これは楽勝ですね。
さらに借金があることを認める言動もしてはいけません。これも楽勝でしょう。

そしてその5年間は、債権者からの取り立てが一度もあってはいけません。
問題はここですね。

債権者は本人が不在になっても、取り立て行為を辞めることはありません。
何故なら、時効を成立させたくないからです。

ですから本人不在であっても、裁判所に返済を求める訴訟を起こしますし、訴訟を起こしたということが取り立てを行ったと認められることになります。

時効を成立させるには、仮に債権者が5年間一切の取り立てを行わなかった場合、5年経過後に債務者が債権者に対して『時効の援用をします』と通知する必要があります。
ここまでやって、初めて時効が成立するのです。

引っ越しをして、住民票を移すこともできず、保険証を持つことも年金を受けることもできず、職を替え、名前を変えて、子どもを学校に通わせることもできずに、ひっそりと生活をして。
それでも債権者が取り立てを行えば、時効は成立しません。
つまり借金はなくならないのです。

引っ越しをしただけでは、借金を踏み倒すことはできません。
また、債務者の努力や我慢だけでは、借金を踏み倒すことができないこともあるということです。
そこまでのことをするなら、自己破産をした方がより確実に借金をゼロにすることができるでしょう。

夜逃げ同然で引っ越しをしても、賃貸アパートの審査に通るのか

夜逃げ同然で引っ越しをしても、賃貸アパートの審査に通るのか

賃貸アパートの契約には、借金に関する審査はありません。
「借金はありますか?」「債務整理をしたことがありますか?」などの質問をされることはありませんし、不動産業者では信用情報機関の個人情報を照会することもできません。
ですから借金があることや返済を滞納していることや、借金を踏み倒そうとしていることがバレることはありません。

ただし、賃貸アパートの審査には連帯保証人が必要ですので、親や兄弟など親しい人にお願いする必要があります。
つまり新たな居場所を知らせることになります。

さらに本名で契約をすると債権者に居場所を突き止められる可能性があるため、偽名を使う必要があるでしょう。
偽名を使った場合、収入証明書や身分証明書の提出が必要になると、契約を進めることができなくなります。

映画のように、田舎町で審査もなく、個人が間貸しをしているような都合のいい話があればいいのですが、セキュリティーが厳しい昨今では無条件に部屋を貸してくれるところなどないでしょう。
夜逃げ同然で引っ越しをしても、住むところの確保は難しいでしょう。

借金の返済が困難になった場合は、夜逃げや引っ越しなどに人生を賭けるような無駄なことはせず、債務整理をして人生の再生をすることを考えましょう。


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