奨学金を借金だと自覚しなければいけないわけとは?

奨学金を借金だと自覚しなければいけないわけとは?

人気記事ピックアップ

借金は無理をしてまで返さなくてもいい?えっウソでしょ

2017.06.19

500万円の奨学金を受けた場合の返済

500万円の奨学金を受けた場合の返済

奨学金は進学する際に必要な学費や、学生生活を送るために必要な生活に関わる費用の貸与を受けることができる制度です。
連帯保証人として親御さんか後見人を、保証人として4親等以内の親族を立てる必要があります。

また、申し込み者は学生本人ですので、返済の責任は学生本人にあります。
ここでは、500万円の奨学金を受けた場合の返済期間や返済金額についてお話ししましょう。

500万円の奨学金を受ける例として、毎月10万円の貸与と入学時に20万円の入学時特別増額とします。
第二種奨学金で基本月額は3.0%の金利、入学時特別増額は3.2%の場合、返済総額は673万3691円となります。

返済期間は20年間で240回、月額2万8056円の返済です。
奨学金の返済は、卒業して半年後から始まります。

現在、4年制の大学を卒業した新卒者の初任給は手取りで平均16~17万円となっています。
つまり、16~17万円から奨学金の返済額2万8056円の支払いをしなければいけないということです。

返済がつらいと感じること

返済がつらいと感じること

奨学金は、返済が始まって初めて“借金”だと自覚する方が多いようです。
そもそも奨学金の申請をするときにはまだ高校生や大学生ですし、返済は就職してからだと考えると「給料があるから大丈夫!」と安易に考えがちのようです。

しかし実際に就職をして給料をもらってみると、一人暮らしの場合は生活していくことで精一杯のことが多く、奨学金の返済をすると自由になるお金はいくらも残らないという方も多いようです。

また社会人になったことで自動車の購入を検討していたり、海外旅行や洋服の購入など「就職したら自分の給料で自由に欲しいものを買える!」と期待をしている方も多いでしょう。

想像と現実のギャップは決して小さいものではないため、返済がつらいと感じる方も多いようです。
『〇年間、毎月返済をしていかなければいけない』という重圧は、返済がつらくなって初めて感じる方も少なくないようです。

返済がつらくなった場合は、日本学生支援機構に電話をして返済に関する相談をすると良いでしょう。
奨学金の総返済額が減額されることはありませんが、月々の返済額を減額したり(但し返済期間が延長になります)返済を一時的に休止することも可能ですので、早めに相談をしてください。

奨学金を抱えたままの結婚

奨学金を抱えたままの結婚

最近、奨学金の返済に関する問題が社会問題にもなっています。
返済できずに踏み倒すケース、連帯保証人の親御さんや保証人の親戚の方共々自己破産をするケースなど、問題は非常に深刻です。

奨学金の返済をしている場合でも返済期間が長期に及ぶため、返済中に結婚や妊娠出産をする場合もあるでしょう。
また自動車を購入したり家を建てたり、子どもが生まれれば子どもの学費にお金がかかる場合もありますね。

23歳で奨学金の返済が始まった場合、20年間の返済では43歳まで返済が続きます。
一人のときには自分の遣り繰りでどうにでもできていた奨学金の返済が、結婚をして家族を持つことで自分の一存で決められないことも多くなります。
場合によっては、「奨学金の返済があるなら、結婚は許しません」と相手の親御さんに反対される理由になることもあるようです。

誰でも、子どもにお金の苦労はさせたくないのは当然です。
それが子どもの結婚相手に『借金』があるとなると、反対する理由になることも有り得ることですね。

さらに女性の場合は、妊娠出産で仕事を辞めなければいけませんので、一時的にであっても収入が途絶えてしまいます。
「その間に奨学金の返済に充てるお金はどうしよう」と悩む方は多く、「奨学金の返済があるから、子どもは作れない」という方もいるほどです。

奨学金は確かに結婚前に自分のために遣ったお金ですし、責任は遣った本人にあることは間違いありません。
しかし結婚の話しが出た時点で、そういったこともきちんと話し合う必要があるでしょう。

実際に、お互いに仕事をしてお互いの奨学金を返済して、子どもを持ち、家も建て、結婚生活を幸せに送っている方もたくさんいらっしゃいます。
結婚相手と話し合いをして合意していれば、親御さんの反対に遭った場合でもきちんと説明できるものを以て対応することが可能です。

「奨学金があるから結婚できない」「奨学金があるから子どもを生めない」など、奨学金の返済があることで悲観的な人生を送らないためにも、ご自身の中で納得した形で奨学金を受け、返済をするようにしたいですね。
そのためにも結婚相手とはしっかり話し合いをしなければいけません。

奨学金を親に返済してもらう?

奨学金を親に返済してもらう?

「学費を出すのは親の務めです!」と声高に言う人がいます。
もちろんそれも一理あるでしょう。

子どもが一人前になるために進学をするわけですから、その学費や生活費を親が負担することは間違いではありません。
ですから遣った奨学金を親御さんが肩代わりをして返済することも、決して間違ったことだとは言えません。
状況によっては、親御さんが代わって返済せざるを得ない場合もあるでしょう。

奨学金の連帯保証人は、基本的に親がなることになっています。
連帯保証人には主債務者と同様の責任がありますので、日本学生支援機構から請求されれば連帯保証人が返済をしなければいけないのも事実です。

ただし、事情があって親に返済を頼まなければいけない場合は、きちんと親御さんと話し合いをする必要があります。
親御さんにも生活はありますし、仕事ができる期間にも限りがあります。

一時的に返済が困難な場合には、日本学生支援機構に連絡をして返済を一定期間待ってもらうことも可能ですので、利用すると良いですね。
お金のことですので、話しが拗れて親子関係に亀裂が入るようなことがないよう、気を付けなければいけませんね。


借金体験談

毎月の借金返済13万円・・・もうこれ以上返済ができないので私はコレで楽になりました

2017.06.19

月給手取り17万円で借金総額380万円、毎月の返済額11万円。もう人生詰んだと思ったが・・・

2017.06.19

<<借金返済TOP