ヤミ金への返済義務はあるの?

ヤミ金への返済義務はあるの?

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2017.06.19

ヤミ金業者からの借り入れ

ヤミ金業者からの借り入れ

多重債務や債務整理をした人は、金融機関や正規の貸金業者からの借り入れができません。
しかしヤミ金では通常お金の借り入れができない人に対しても貸し付けを行っているため、「お金の借り入れをしたい!」と考えている多重債務や債務整理をした方が借り入れしてしまう場合があります。

ヤミ金では、利用者の返済能力など関係ありません。
ただお金の借り入れをさせて利用者とその親族を〝カモ〟にして、お金を搾り取れるだけ搾り取るのが目的です。

ヤミ金は無登録で非合法な貸金業者ですので、違法な金利で貸付をして考えられないほど高額な利息を請求します。
ヤミ金から借り入れをすると利息の支払いが負担となり、借り入れする前よりも確実に経済的に困窮します。
「借りなければ良かった・・」と後悔しても、ヤミ金の執拗な取り立てからは逃げられるものではありません。

ヤミ金の利息は、10日で1割、10日で3割、1週間で3割ということもあり、基本的に1週間~10日に1度は利息の入金を要求します。
仮に、10万円の借り入れをした場合、10日で1万円、10日で3万円、1週間で3万円の利息を支払うことになります。

ヤミ金ではできるだけ長く、出来るだけ多額な利息を回収するために、基本的には元本の返済をさせないようにしています。
また、完済など以ての外、完済させずに利息を巻き上げるのがヤミ金なのです。

法律から見たヤミ金

法律から見たヤミ金

ヤミ金は無登録で非合法な貸金業者ですので、正規の貸金業者のように貸金業法で取り締まられることもない代わりに、守られることもありません。
利用者にとっては、違法な高金利での借り入れが、利息の支払いだけでも非常に困難な状況に陥る原因となるでしょう。

確かに契約をして借り入れしたお金であれば、返済しなければいけません。
しかし日本の法律には『貸金業法』というお金の貸し付けに関する法律があり、“契約の有無”に関わらずこの法律に則ってお金の貸し付けを行わなければいけません。
つまり、契約書を交わしていたとしても、その契約自体が貸金業法に違反していれば、“契約は無効”ということになります。

現在、利息制限法では、貸付金額によって金利の上限は15~20%と定められています。
また、出資法の上限は20%です。
それ以上の金利は認められません。

ヤミ金の金利は、10日で1割、10日で3割、1週間で3割という風になっていますが、これを年利に直すと何%になるでしょう。

10日で1割 = 365%
10日で3割 =1095%
1週間で3割=1564%

年利に直すとどれだけ高金利であるかが分かりますね。

ヤミ金の金利は間違いなく違法ですので、法律では認められず、契約は無効ということになります。
つまり、この金利で借り入れした場合には、返済義務はないということです。

実際の判例では

実際の判例では

上記で、『ヤミ金からの借り入れには返済義務はない』というお話しをしましたが、これには実際の判例があります。
返済義務の有無について争われた民事裁判で、最高裁で判決を下した事例です。

A氏は金融広告を見てヤミ金から58万円、10ヶ月間に渡って借り入れをしました。
支払った利息は約108万円、計算すると年利は1200%にもなってしまいます。
これは明らかに違法な金利です。

このケースでは、行政への登録もしている正規の貸金業者という表向きを持ったヤミ金の貸し付けで、違法な取り引きに加えて、非常に厳しい取り立ても行っていました。
契約書も明細書もない取引で、全てが違法な貸し付けであることで、犯罪行為であることは間違いありません。

しかしこの貸金業者は、利用者に訴えられた際、正当な利息や遅延損害金を支払うように利用者に要求し、裁判所に申し立てを起こしたのです。
こんなおかしな話があるでしょうか。
法律を犯しておいて、正当な請求などできるわけがありません。

案の定、裁判所ではヤミ金の要求を却下し、被害者に全額返還することを認めたのです。
その際、ヤミ金は判決を不服だとして控訴したため、最高裁判所まで持ち込まれる結果となったのです。
最高裁でも最終的に元本も含めた支払金額の全てを返還することが命令され、判決としました。

この判決では、ヤミ金に回収されたお金は全て損害とし、1円もヤミ金の利益になるお金は許されないということを意味しています。
ただし、利用者がヤミ金に対して利息として支払った金額は損害ですが、実際に借り入れした金額に関しては損害とは言えないのではないか?というところが争点ともなりました。
最高裁ではヤミ金に対して、利息だけではなく利用者が借入をした元本に関しても返還することを要求したことが注目を浴びた案件でした。

ヤミ金問題は弁護士に相談を

ヤミ金問題は弁護士に相談を

ヤミ金を利用すると、止め処なく利息の支払いを求められます。
いくら払っても、何度払っても、巧妙に完済させないようにして、利息の支払いを続けさせます。

「いつになったら終わるんだろう」「一生支払わなければいけないのか」など、様々な不安が過るでしょうし、完済の目途が付かない借金ほど不安なものはありません。

ヤミ金問題で困っている場合、ヤミ金に対応できる弁護士に相談をして下さい。
ただし、『ヤミ金に対応できる弁護士』でなければいけません。

一般的な弁護士であれば、依頼を断られる可能性があります。
インターネットで『ヤミ金に対応できる弁護士』を探して、相談してみましょう。

ヤミ金を特定することに時間を要する場合がありますが、弁護士がヤミ金と交渉する機会を得ることができれば、翌日には取り立てが嘘のようにストップします。
違法な行為を繰り返し行っているヤミ金は、裁判沙汰になることを非常に嫌います。

そもそも返済義務のない借り入れですから、ヤミ金が強気で反論することもありません。
裁判沙汰になるくらいなら、利用者一人を諦めることは何でもないのでしょう。

また、裁判所に申し立てをすれば、それまで支払った金額を返還してもらうことができる可能性もあります。
まずはヤミ金に対応できる弁護士を探して、相談をしてください。


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