借金の一本化ってなに?

借金は、マイホームやマイカーを購入する場合、子供の教育費を捻出するために、借り入れるケースが多いです。
借りる目的が決まっていますので、目的別ローンと呼ばれており、金利負担は少なくて済みます。

しかし、一方で利用使途が限られない借入れもあります。
カードローンやキャッシングと呼ばれるのですが、このサービスを利用しすぎますと、返済することが困難になり、最悪自己破産に陥るケースもあります。
最初にカードローンサービスを利用される場合は、少額の借入れだから、すぐに返済できると思いがちですが、申し込み時に利用限度額が決められます。
これは、ご自身の収入や勤務先、家族構成、負債の状況などに応じて決定されるのですが、借りる必要もないのに、ついつい利用限度額まで借り入れてしまうことになってしまう人も多いのです。

カードローンを毎月返済していくという方法をリボルビング払いといいますが、ほとんどの人がリボ払いをしていると考えられます。
借入れ元本に対して、日割りで金利が課されますので、長期間借入れをすればするほど、金利負担が大きくなります。

利用限度額までフルに借入れをしてしまいますと、毎月の返済ができなくなり、支払遅延利息などを課されることにもなってしまいます。
そのような状態になった人が起こす行動が、返済をするために、別の会社からお金を借り入れてしまうのです。
そのような人を多重債務者と呼びます。
2社程度の借入れならば、返済日の管理などは困難ではありませんが、多くの借入先があるようですと、管理が大変ですし、もちろん、返済日にお金を準備することも難しいです。
まずは、利用限度額まで借金をするのではなく、本当にお金が必要なときに、借りるという習慣をつけることが必要です。

しかし、多重債務者の人を救うための処置もあります。
それは借金の一本化です。複数のカードローン会社によって、適用金利は異なります。
今では、利息制限法という法律があり、年利の上限が18%と決められています。
消費者金融系のカードローン業者の場合、初めて利用する人に対しては、18%の金利を課す場合が多いです。
しかし、銀行系のカードローン会社は、15%程度の金利でお金を融資してくれることもあるのです。

高い金利を課されているカードローン会社の利用を避けるため、毎月のお金の管理の負担を軽減させることを目的として、借金の一本化をするのです。
まずは、一本化をして、毎月の金利負担分が減るようにしなければなりません。
つまり、今まで課されていた金利よりも安い業者で一本化をしなければ、意味がないのです。

しかし、簡単に一本化の申し込みを受け入れてくれる業者はいません。
厳しい審査を受けることになります。
そもそも、借金の返済に困っている人が申し込みをするのですから、カードローン会社としても、貸し倒れになるリスクが十分に考えられるのです。
ご自身の収入や勤務先、家族構成などをしっかり調べられるとともに、過去の金融情報を確認されることになります。
借金の踏み倒しや支払遅延を何度も起こしているような人は、審査をクリアすることができないのです。

そして、もし、一本化が成立しましたら、決して追加でお金を借り入れることを避けなくてはなりません。
完済することを重視しなければならないのです。
お金を借りる際には、本当にお金を借りる必要があるのかということを考えること、そしてお金を借りたら、どのように返済をしていくかということを計画性を持って考えなければなりません。
簡単な気持ちでカードローンやキャッシングを利用しますと、いつかは破たんに追い込まれてしまいます。ご自身の収入に応じた借入れにとどめることが大切です。

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