借金の一本化のメリット・デメリットは?

借金はクレジットカードやカードローン、その他の金融商品を利用することで起こる問題です。
毎月の支払いをしっかりしていれば起こらないのですが、会社が経営難に陥って収入が減ってしまったり、仕事を辞めることになれば返済ができずに借金を背負ってしまうことになります。
最初から借り入れしている先がひとつだけならばどうにもなりませんが、カードローンなどで複数社を相手に返済を続けている場合は、おまとめローンなどを利用した一本化によって生活が楽になることもあります。

複数社から借り入れしている場合は多重債務者と呼ばれ、各社に毎月決まった金額を入金しなくてはいけません。
それぞれの会社で返済日が異なり、金額も変わっているため3社以上もの借金があると、毎月の返済で管理するのが大変になります。
例えばA社は10日に返済、B社とC社は25日に返済だけど、それぞれ金額が違うといったことになるため、返済だけで頭が一杯になって余裕のない生活を送ることになってしまうのです。
借金の一本化を行うと返済日や金額がまとまってひとつになるので、これらの問題を解決することができるのが大きなメリットと言えるでしょう。

また、消費者金融などの借り入れを行っていると、金利は18%前後となっているので、返済する利息も大きくなりがちです。
複数社でお金を借りることになれば、30万円前後の少額となるので、金利が下げられるということもありません。
実は利息制限法には100万円以上の借り入れには15%を越えた金利を設定してはいけないという法令があるため、複数社で借りたお金をひとつにまとめて100万円以上の借金とすることで金利を下げることができるようになります。

また、毎月の返済額も相談に応じて減らすことが可能なため、生活費を圧迫する金額を減らすことで大分と楽になります。
例えばA社40万円の返済額が1万円、B社で30万円の返済額が6,000円、C社で35万円の返済額が8,000円となっていた場合、おまとめローンを利用して一本化すると105万円となって金利は15%となります。
合計の返済額も24,000円となりますが、利息が減るので毎月の返済額が減るという結果になるので、相談によって2万円まで下げるといったやり方も可能になります。
あくまでシミュレーションなので正しい結果になるとは限りませんが、減額しすぎなければそれぞれに分けた状態よりも返済期間が短くなるというメリットもあります。
ただし、全てが良い結果になるというわけではなく、一本化によってデメリットが発生することも十分に考えられます。

通常ならメリットで挙げられる返済期間の短縮と総返済額の圧縮が可能になる一本化ですが、毎月の返済額を抑えることができるがために、減らしすぎて返済期間を長くしてしまう問題が発生することがあります。
例えば36ヶ月の支払いで完済できるものを、金額を抑えてしまったがために46ヶ月の返済期間に延ばしてしまうことで、利息が発生して総返済額を増やしてしまうことも考えられるのです。
借金の一本化には返済の負担を減らすのが目的で利用されることが多いですが、やり過ぎると利息が膨らむばかりで、逆に損をしてしまうこともあるため注意しなくてはいけません。
また、利息制限法は100万円以上に対して15%の金利となるので、トータルの金額が少なければ金利を減らすことができないこともあります。
おまとめローンには消費者金融だけでなく銀行も取り扱っているので、最初から金利が少ないところに申請すると良いかもしれません。
ただし、銀行では審査が厳しくなっているので、必ずしも利用できるわけではない点に注意しましょう。

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